「あ、あの…まだ終電あるので大丈夫ですよ?」




「そういう問題じゃない。駅から家までの道のりはまた1人だろ。たった今、こんな目に遭ったのにまだ懲りてないのか?」




う゛。




あたしは口をつぐんだ。




こ、この人……口悪くない!?




「いいから早く来い。文句は一切受け付けないぞ」




「……っ…わ、分かりました…。」




あたしは大人しくイケメン男についていくことになった…。




でもこの時、あたしは…まさかこのイケメンが自分の人生を180度変えることになろうとは




知るよしもなかった……。