窓を見ると外には駅と同様、女の人達に囲まれている白金の姿があった。 …………白金。 この想い…伝えたら……受け止めてくれる? ………ううん。 受け止めてくれなくてもいい。伝えたいの。 「銀色コナンくんありがとう!! あたし行ってくる!!」 「うっせー。早く行け」 素っ気なくそう話す銀色コナンくんに思わず笑みが溢れる。 ありがとう。 心の中でもう一度そう言うとあたしは白金の元へと向かった。