大きな声でそう話すと銀色コナンくんはあたしを鼻で笑った。 「な゙っ……!!!」 「アレぐらいの大きさで大きいワケねぇだろ」 「え?」 「デケェっつーのはビルに写ってる位のポスターの事を言うんだよ」 「ー………っ!!!!」 銀色コナンくんにはアレ位の大きさのポスターは小さいんだ。 駅の壁に大きく貼られたポスター。 あたしには大きく感じたの。 「……そっ…か…」 「何だよお前。急に大人しくなったな」 「…………………」 銀色コナンくんの問いには答えずあたしは歩き出す。