もう…泣かない。

泣いたって白金の記憶は戻らない。





「頑張るぞーー!!」





大きな空にあたしの声が響いた。





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「みあ。おはよー!!」



「華。おはよ!!」





教室に入るとあたしの前に立った華。

あたしと同じように目が赤くなっている。


腫れ具合が……あたしよりヒドいかも(笑)




「ちょっと!何笑ってるのよ!」



「あはは。何でも無いよ」





華。あたし華がいるから今笑えてる。

1人だったら涙をこらえるのに必死だった。





「この顔で電車乗るの恥ずかしかったんだからね!?」



「それ、あたしもだよ」