視界に入ったのは不気味に笑うお団子頭の女の子。 急に空気が無くなったかの様に呼吸が出来なくなる。 ドクドクと心臓が波打つ。 「雅…ちゃん」 「やっと1人になってくれたね?」 「……え?」 雅ちゃんは何を言ってるの? 「1人になってくれたね」って…あたしが1人になるのを待ってたって事? 「ずーっと白金くんと一緒にいるから……あたし待ってたんだ」 「何……言って…」 「みあちゃんを襲える時を 待ってたの」 …………………!!!!!???? 身体から血の気が引いた時にはもう遅かった。