「ゴメンなさい。ヒドイ事言って……白金を傷つけた」





「……………」








白金からの言葉は聞こえない。








「保健室で「白金には言いたくない」って言ったのには理由があるの!!


……っ実は「白金くーん♪おはよー!!!」








誰かの声が聞こえて白金から身体を離す。




その瞬間目に入ったのは大きなお団子。








「み…やび…ちゃん…」





「あ~!!みあちゃんもおはよ♪」








雅ちゃんはあたしにニコニコしながら近づいてきて手を握った。




手を握られた途端身体中に走る寒気。




怖い。怖い。怖いよ。





手を振りほどこうにも身体が石みたいに重くて動かない。