「アハハ……だ、大丈夫」 ……大丈夫じゃないケドね。 そう思いながらスリッパが入っている靴箱をゆっくりと開けた。 ーバラバラバラバラッ 「………え?」 「え…?」 「は?」 靴箱を開けた途端足下に落ちた……沢山のゴミ。 二人も驚いたのか短い声が聞こえる。 足下から靴箱へと視線を移すと衝撃で心臓が止まった気がした。 靴箱の中はゴミだらけ。 飲みかけのジュース。パンのゴミ。その他いろいろなゴミが散乱している。 「……………」 「おい」