つまらない一日が終わると、私はすぐに雑貨屋へと急いだ。

たくさん棚に並んでいる色とりどりの包装紙やリボンの中から、朱美の好きそうな色や柄のものを選ぶ。
お会計をすますと、さっさと家に帰り、買ってきたラッピング用紙で、綺麗にチケットを包んだ。


朱美、きっと驚くだろうなぁ~!


わくわくしながら、私はああでもない、こうでもないと、リボンを何度も結びなおした。