Luck TesT

「結斗はほんと、葵のことが大事なんだなぁ」

けらけらと笑って、真也が葵の肩にぽん、と手を置く。

「だけどさ、結斗。本当のこと、葵だって知りたいはずだぜ?」

言われて葵は、え?と真也の方を向いた。

「黙れよ、真也」

真也に向けている銃身が、ブルブルと震えていた。

「…そんなに震えた状態で撃ったら、葵に当たっちゃうぜ?」

真也の言葉に、結斗はぐっと、歯を食いしばった。

「葵達があのゲームに参加したの、朱美が推薦したからなんだよ」

思わぬ言葉に、葵は、え?と呟いた。

「だまれ!真也!!」

結斗は叫び、引き金を引いた。