Luck TesT

「…真也から、連絡があったの」

葵の言葉に、結斗は目を丸くした。

「い、いつ!?」

がしっと肩を掴んでくる。

「い、痛いよ」

思わずその力が強くて、顔が歪む。
結斗はごめん、と言って、手を離した。

「…私も忘れてたんだけど…まだ夜中だったかな。学校で目が覚めた時に、電話があった」

その時の電話の内容を話す。

「今思えば、真也はわかってたんだ。難波さんが自分たちを護ってくれてるのには裏があるって」

はぁ、と小さくため息をつく。

「で、もしかして、難波さんから私たち助けてくれたのって、もしかして真也なんじゃないかって思ったんだけど」

その言葉に、結斗は唸った。