Luck TesT

乾いた音が、教室内に響いた。
その音の大きさに、思わず結斗と葵は耳をふさいだ。

「…難波、さん」

倒れていたはずの難波。
だが、頭を押さえながら、立ち上がっていた。

「ナイト君のお出まし、だねぇ?」

ニタリと笑う難波。
思わず二人は後ずさる。

「痛いじゃないか。急に殴ってきたりしたら。それに、危ないだろう?」

そう言って、天井へ向けていた銃口を、二人の方へとゆっくりとむけなおしてきた。