辺りは悲鳴と、パニック状態の人達で溢れかえっていた。 葵は、結斗の腕が所々にじんで赤くなっているのに気づき、ガラスが刺さっていないかを確認した。 「大丈夫だよ」 結斗が言った。 「ん‥」 葵は小さくうなづいた。