「どうしたんだよ。」 「今花屋から出てきた女の子…」 「ああ、うちの制服着てるな。」 「さくらなんだよ!」 「ええ!?」 瑞樹はさくらを凝視する。 「なんか…見たことあるようなないような…。」 「どっちだよ!つーか全校女子の名前知ってんじゃないのかよ!」 「この距離だとよく見えねえんだよ。つーか何隠れてんの。話しかければ?」 「避けられてるかもしれないって言っただろ!」 「あー…」