「目は大きくて、鼻と口は小さい。」 「名前はなんと?」 「『さくら』って言ってたんだけど…」 「桐生バカだから騙されたんだよー。」 隣で瑞樹が笑っている。 「ちっげーよ!さくらはこの学校に絶対いる!」 「…さくら…ですか…。」 「いや、名前は…違うかもしれないんだ。顔ならはっきり覚えているから名簿を見せてもらって確認しようとしたんだけど…。」 「ああ、なんだ。名簿見るために生徒会室に忍び込んだのですか。」 「うっ…。」