「あの、」

「あ?」

「そこ、邪魔です。」

前には黒髪セミロングのかわいい女の子が立っていた。

…やべえ。ちょータイプ。

「どうかしました?」

「い、いや、ちょっと道に迷ってしまって。」

「この辺来るの初めてなんですか?」

「最近引っ越してきたんだ。」

「そうなんですか。交番まで案内しましょうか?」

「あ、ああ、頼む。」

「こっちですよ。」