「早く犯人見つけて、脅さねえとな。」 「そんな物騒なこと言わないでください。」 ここは凜太郎の部屋。 「でも、心当たりねえのかよ。」 「全く。まあ、知らない間に恨みを買ってることはなきにしもあらずですからね。」 「そうか…。でも凜太郎、ぜってえ立候補取り消すなよ。」 「…でも、もしかしたらみんなに迷惑かけるかも…」 俯く凜太郎。 「俺はお前にしか投票しねえからな。」 「…ありがとうございます。」