二人を乗せたエレベータの扉が閉まる。
(あっ!どこに行くの?)
佐奈はもう自分を見失っていた。
エレベータが降りて行く階を確認しながら階段を急いで駆け降りて行った。
(ウソや、絶対ウソや。
健二はそんな事せえへん。
うちを裏切ったりせえへん!)
事実だとわかっていながら必死で否定する。
エレベータが8階で止まる。
佐奈は階段の隅でじっと息を潜めて二人の行方を目で追いかけた。
【806号室】
二人は腕を組み寄り添いながらその部屋へと消えて行った。
(夢じゃなかった。)
佐奈はその現実を受け止められないままゆっくりとその場を離れて行った。
レストランでは…
「あら?佐奈さんがいない。」
奥の席を見ると…
(健二さんたちもいないわ。
と言う事はバレちゃったかな?!)
最初からそれがまりの狙いだった。
(これで佐奈は健二さんと終りね。
フフフッ…)
どこをどうさまよっているのか、佐奈は夜の街をフラフラと歩いていた。
「よう、姉ちゃん。
俺と遊ばない?3万でどう?」
「……。」
(もう何もかも信じられへん。
もう終わりや…)
(あっ!どこに行くの?)
佐奈はもう自分を見失っていた。
エレベータが降りて行く階を確認しながら階段を急いで駆け降りて行った。
(ウソや、絶対ウソや。
健二はそんな事せえへん。
うちを裏切ったりせえへん!)
事実だとわかっていながら必死で否定する。
エレベータが8階で止まる。
佐奈は階段の隅でじっと息を潜めて二人の行方を目で追いかけた。
【806号室】
二人は腕を組み寄り添いながらその部屋へと消えて行った。
(夢じゃなかった。)
佐奈はその現実を受け止められないままゆっくりとその場を離れて行った。
レストランでは…
「あら?佐奈さんがいない。」
奥の席を見ると…
(健二さんたちもいないわ。
と言う事はバレちゃったかな?!)
最初からそれがまりの狙いだった。
(これで佐奈は健二さんと終りね。
フフフッ…)
どこをどうさまよっているのか、佐奈は夜の街をフラフラと歩いていた。
「よう、姉ちゃん。
俺と遊ばない?3万でどう?」
「……。」
(もう何もかも信じられへん。
もう終わりや…)
