無垢な愛情



そういいながら
眠りについてしまったご主人様


どうして?
どうして?

あの人なんかいなくても
アタシは寂しくなんかない

こうして
ご主人様と一緒にいれるだけで
幸せだった…

仕事で留守がちなご主人様でも

帰りを待つ間だって…

幸せだったのに…


…ご主人様は違ったのね


アタシじゃダメなのね


スヤスヤ寝息をたてて
幸せそうにアタシの隣で眠っているご主人様

最後までアタシを愛おしく抱きしめてくれたご主人様