「わかった。杏、そういうことだから」 [かったわ] 「狼騎、明華はおれたちに。亜穿は杏に」 [御意] 4匹はそれぞれ影からスゥッと姿を現した 「針鼠?」 「ああ、こいつ見るの初めてか。こいつは、針鼠の妖怪、亜穿。弱そうだがかなり強い」 笑いながら冗談ぽく言った燐に亜穿は軽く傷ついた顔をした 見た目で判断されるのを亜穿は嫌っている