「別に気にしてへんから。行くなら・・・はよくぞ」
その言葉に嬉しそうに珈衣はうなづいた
卓の内心的にはさすが珈衣ちゃんだと納得していた
燐をいとも簡単に折らせることができるのはきっと珈衣だけだろうと思う卓だった
そして4人がまず向かった先はというと・・・・・
「カラオケ?」
「おう♪やっぱりストレス発散っつったらカラオケだろ」
ニカッっと笑った卓にはまだ何か残っていそうだった
こういう顔をしたとき、卓が何かを企んでいるのを燐はよく知っていた。
「そこでただ歌うのも面白くないので・・・誰が一番うまいか!大会をおこないまーす」
どこから出したのか優希と珈衣はクラッカーを鳴らした
大体の様相の範疇だと燐は特に何も反応を魅せないと卓がすぐに突っかかって
何か言うことないの!?とか言い出す
だから燐は呆れたように重い口を開いた。



