しかしその言葉に理事長は顔をしかめた
そしてうーんとうなりながら燐に言葉をはっした
「お前にそう呼ばれるのはやっぱり抵抗があるな、そのしゃべりも。いつも通りにしろよ、燐」
「わかったよ。」
理事長と燐は実は知り合いだった
そのため燐は理事長と二人のときなどは敬語などは使わない
それに理事長は違和感を感じた
それも二人はただの知り合い・・・というわけではないからさらに違和感を感じた
この人はここの理事長、でもって燐の兄だった。
だから知り合い以上に親族ってほうが大きかった
はっきり言って燐がここに入ったのもそれが理由だった。
兄のいる学校の方が便利なのだ
陰陽師という秘密を持つうえでも。
燐と理事長が兄弟だと知っているのは卓だけでそのほかにはいない
名前は桜獅龍(サクシリュウ)。歳は24、お気楽な性格をしていて一様陰陽師。
桜獅家で二番目の実力者。
顔は燐のごとくもちろん・・・イケメン



