中から声をかけた人物・・・つまり理事長に言われた通り燐と卓の二人はソファーにかけようとした


理事長は少し燐と似ており理事長にしては若すぎる20代くらいのチャラそうな男だった


ソファーを見るとほかの生徒が2人すでに来ていた

理事長室に呼ばれたのは4人と聞いていた燐は自分たちが最後だったのかと思いつつソファーに腰を掛けた。

先に来ていたうちの片方はよく見知った顔。




「あっ、珈衣ちゃんだ~。そっちは一年の優希君だよね?」

「はい、一年の深南居優希(ミナイユウキ)です。よろしくお願いします、桜獅先輩、相川先輩!」




礼儀正しい優希にすこしびっくりした燐

まぁ栗毛の肩ほどの髪を持つ優希は見た目からしても礼儀正しそうではあるのだが。




「よろしくな、優希♪」

「よろしくお願いしますね、深南居君」



燐はいつものように優等生王子キャラで卓はフレンドリーに挨拶しかえした。




「あの、桜獅先輩。敬語じゃなくてタメ語でお願いします。後、優希でいいです。」