「そんなことあらへんで。ま、俺たち二人ともまだまだ力不足いうことや」 二人は目を合わせて笑った 燐は皆に聞こえないよう珈衣の耳元である一言を呟いた 「Mi piace」 その言葉の意味は理解ができなかった なぜなら日本語ではなかったから 「ぇ、それって・・・」