「うん。私、信じてるから。
 絶対、燐が助けてくれること」




珈衣は嬉しそうに微笑み返した





「地獄鬼・・・宝玉がほしくば俺を倒して奪え。」


[もとよりそのつもりだ。]


「珈衣俺の力で取り返す。」





まっすぐなその瞳に地獄鬼の本当の心は揺れ動いていた__________