「ん~、やっぱ観覧車っていいね♪」
「そやな~。てっぺんに上った時の景色がさいこ~や~」
観覧車から降りた後二人で意気投合していると近くで大きな音がした
ドガーーーーーーーン!!!!!!!
突然のことで驚いた二人
いや、二人だけじゃなく周りも逃げ惑った
「えっ、何!?」
様子を探った燐にはふとした疑問が浮かび上がった
――――あれは・・・鬼?
「えっ、あのへんなののこと知ってるの?」
「アレ、もしかして俺声にでてた?てか、見えてんのか!?」
つい思ってたことを声にしていた燐・・・・
でもそれ以上に鬼のような形をしたものを珈衣が見ているのが燐には驚きだった
何せそれは一般人には見えないはずだからだ・・・・
そんな疑問を浮かべる燐に珈衣は答えを導いた
「うん。私はあんな奴らを退治する陰陽師って仕事してるの」
それに燐は見開いた
陰陽師というのは昔存在したといわれるもののこと・・・
陰陽道(おんみょうどう)
古代中国の陰陽五行に基づいて、吉凶を占い、天文や暦法などを研究する学問のこと
陰陽師(おんみょうじ)
天気予報、占い、病魔退散快復祈願、縁結び
そして…妖怪退治をする人



