燐と卓が和解したその頃、珈衣はというと・・・





「んんっ、ここどこ?」



[やっと目覚めたか・・・娘]



珈衣のそばに座っていた燐の式、亜窮


目覚めた珈衣を少し見た




「うっ、うん。そっか・・・私さらわれたんだ・・・」




珈衣がいたのは殺風景な真っ白い部屋。

窓も何もない部屋だ