燐は耐えきれなく、近くの壁を殴った
拳からは血がポトポトと滴ったが関係なく殴り続ける
燐自身、自分が強いとはけして思ってはいない
でも、守りたいと思ったものを守れるくらいの自信は持っていた
なのに・・・それが地獄鬼によって打ち消された
いや、全てそれが燐自身の浅はかな考えであったことを思い知らされた時だった
心のどこかで・・・・燐は油断していた。
「くそっ!俺は・・・・・・
俺は自分の大切な女ですら守れねぇーのかよ。」
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