意思の疎通もまともに出来ないけど…

ストラップスターにぶちまける。


「ねー、どうしよう?
あの勾玉が質屋に入ってて…。
私がお金を工面しないと返って来ないんだよ~。

多分、お兄ちゃんの仕業だと思うんだけど…。

私がお金を稼ぐって、どうすりゃいいと思う?
やっぱ、次のレースで勝つしかないのかなぁ??
ねぇねぇ、どう思う?ストラップスター…!」

泣き言を言う私に・・・

一瞬。
本当に一瞬。

ストラップスターの目が輝いた気がしたの。


気のせい?

いや、絶対にキラーンと光ったってば。