部長の乾杯を皮切りにみんなはバーベキューで盛り上がった。 悠斗の側には片時も離れないと言わんばかりに菜緒子がべったりとくっついている。 美月はそれを横目に見ながら、ひたすら肉や野菜を焼いていた。 「美月ちゃん」 「あ、確か部長の……」 部長の彼女である綺麗な女性が美月に声を掛けてきた。 「先日は送っていただいてありがとうございました」 「いいのよ。タクシー代は藤沢持ちだったし、私も特しちゃったんだから。焼き係大変でしょ?手伝うわ」 「すみません、ありがとうございます」