「ねぇ、由美。結局、フットサルの練習ってしなかったね」 キャンプ場へチェックインできる時間になると、山手の方にあるそこにすぐに移動を開始した。 「本当に合宿とは名ばかりのただの遊びだったね。まぁ、予想はしてたけど」 美月と由美は夜のバーベキュー用の野菜を切りながら2人で話していた。 「そういえば、昼間、悠斗兄と何かあった?」 「え?なんで?」 「んー、なんとなく美月の固い感じが抜けた気がしたから」 相変わらず鋭い。