オーナー斬酒は手を挙げながらこちらに近づいてきた。
それに合わせて警官らは銃を更に固定する。
『……2人とも…………おめでとう…』
息を荒げながら、かすれた声で言った。
『………てめぇのしてきたこと……全部ムショで味わってこい…!』
大島が斬酒を睨みつける。
『………そうねぇ~…
……ただ…
……まだ終わってないわ…!』
突如仕事場で見かけるオーナーの表情でこちらを見てきた。
その瞬間二人に緊張感と不安が募った。
『……ど……どういうことだ…』
大島でさえも挙動不審になる…
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