「……結斗…?」 「ん?どした?」 「なにか考え事…してた?」 「んー、少しな」 やっぱり…悲しいの? 眉を少し下げて微笑んで… もしかして、私のせいかな… 「お願いがあるんだけど…」 「え?」 「お母さんかお父さんに電話してくんない?──友達ん家、泊まるって…」