……息が…できない… 頭がクラクラする。 倒れそうになると、結斗が体を支えてくれる。 ウィーンー… 観覧車が動いて、唇を離した。 「わりぃ…。理性、ギリギリだった。…イヤだったよな」 イヤ…なわけない。 「イヤじゃ…ないよ。とっても嬉しかった…びっくりしたけど」 「ハハっ…」 頭をくしゃくしゃして、こんどは優しくキスをしてくれた。 調度てっぺんにさしかかっていた。