昼休みは図書室へ 【完】





「行くぞ」



ぎゅって握ってくれる手からは結斗の熱が伝わってくる。



「なに乗る?」


「わ…たしは何でも!結斗にあわせるよ」




…本当は、絶叫マシン乗れないから、ゆっくりしたものに乗りたいけど。



つまんないって思われたくない。



「本当になんでもいいの?ジェットコースターでも?」



「う、うん」




たった数分間我慢すればいい。





「え…」


でも結斗が歩き出したのは、ジェットコースターがあるほうと全然違う方向。