「行くぞ」 ぎゅって握ってくれる手からは結斗の熱が伝わってくる。 「なに乗る?」 「わ…たしは何でも!結斗にあわせるよ」 …本当は、絶叫マシン乗れないから、ゆっくりしたものに乗りたいけど。 つまんないって思われたくない。 「本当になんでもいいの?ジェットコースターでも?」 「う、うん」 たった数分間我慢すればいい。 「え…」 でも結斗が歩き出したのは、ジェットコースターがあるほうと全然違う方向。