「早いね、結斗」



「ん」



なんて言い返せばいいか分からなくなる。




やば…俺今かなり真っ赤かも。


目があって、すぐにそらさないと…



いろんなとこがヤバい…。



「行こっか!苺花、ガム食べる〜?」



テンションが高いひな。ひなにあわせてるのか、苺花も無理やり笑っていた。




なんで嬉しそうじゃないんだ…?


もやもやしたまま、4人は駅のホームに向かった。