昼休みは図書室へ 【完】

『やばっ通話時間が10分過ぎたから親に怒られる!じゃ、じゃね!!また明日』


「うん、じゃ…」

プツ、プー、プー。



きられた…


……相談に乗ってもらったものの、やっぱり不安だなぁ。


でもはやく結斗に会いたい。
不安よりもその気持ちのほうが大きい。



枕に顔をおしつけても、脳裏に浮かぶのは結斗の顔。


笑った顔。暗い顔。
私、いつのまにか君のいろんな顔を知ってたんだよ。


君もそうかな?

私のいろんな顔を知ってる?



まだ夜の8時。
君にあえるまで、えっとー、あと12時間くらいか…



長いな。


わぁ〜、なんか違うこと考えよ。




………そういえば。


結斗も私も入学式の時に好きになったんだよね…


すごい偶然、なのかも。


「って、また考えてる〜!!」

布団を頭からかけて、煩悩を追い出すぞ!



そのまま、眠りについていた…。