「うん」 優しい温もりが、あたしを包んでくれた。 自然に震えが止まった…。 「結斗…好きだよ」 「……なんだよいきなり。何もしないなんて出来なくなるぞ…」 「……して…いいよ…。 結斗が好きだから…」 「……俺も、愛してる…」 したことないような、 甘いキスが…雨のように降り注いだ。 そのままベッドに運ばれて。 「痛かったら、爪たてていいから」 「たてないよ…嬉しすぎて、爪なんかたてれない…」