「…はやく産まれてこいよ〜。まってるからな」



「まだまだだよ?」


「いいの!あ、今動いたんじゃない?」



「えー!?動いては…あ、動いた!」




赤ちゃんが…お腹を蹴った…!!



「返事、したんだよ。今すぐ産まれてくるよー、って」


「そうかな?」



「そう。あ〜、俺の理性がとぶ前にはやく寝て!」



「はーい…


おやすみ、結斗」



「おやすみ…」






きらきらしたような一日。


あっというまに終わってしまったけど、



一番ステキな一日…だった…よ…






夢の中にはいったのは、このすぐのことだった。