「…本当に、俺の奥さんになってくれる?」 そう質問してくる結斗…かわいい… 私はね? 誰に何を言われたって… ずーっと、結斗だけを愛する。 「…私は…ずーっと結斗の奥さん!」 「…良かった。今、超緊張してた…」 「…緊張?私が結斗の奥さんにならないとでも思ったの?」 「…別に」 照れ隠しに違う方向を見てる結斗…本当の結斗。 私は密かに、入学式を思い出した。 …二年前の、 春。