皆が打ち上げしてるカラオケに、あっという間についた。 さりげなく手を握ってくれるのは、とーっても嬉しい。 でも…素直に喜べないよ。 「…?どうした?」 「う…ううん!どうもしないよ。あっちの部屋だと思う」 「ん」 結斗… どうして何も言ってくれないの? 結斗が握ってくれてる手は…ピンキーリング…つけてる手なのに…。 本当に…分からなくなったよ…。