昼休みは図書室へ 【完】




皆が打ち上げしてるカラオケに、あっという間についた。



さりげなく手を握ってくれるのは、とーっても嬉しい。



でも…素直に喜べないよ。


「…?どうした?」



「う…ううん!どうもしないよ。あっちの部屋だと思う」



「ん」



結斗…


どうして何も言ってくれないの?



結斗が握ってくれてる手は…ピンキーリング…つけてる手なのに…。





本当に…分からなくなったよ…。