ちょ…待っ…… コツン。 何かにぶつかって、止まった。 この靴…もしかして。 ううん、無いよ。 そんなこと…あるわけない。 期待した分、悲しくなるのは私なんだから…。 「…すいませ…」 「どうして顔を上げて謝ってくれないの?」 「……あ…!」 私を見てるのは… 髪が少し短くなって、 少し背が伸びた、 私の大好きな人。