昼休みは図書室へ 【完】



「多分、苺花ちゃんに悲しい顔させられないって思って言わなかったんだよ、結斗」



「……」



何も言いたくなかった。


声を出したくなかった。



叫びすぎて、喉がズキズキする。



「結斗さ、母親がアメリカと日本のハーフだったんだ。んで、アイツの母親が急きょアッチの高校に編入させたんだ」