昼休みは図書室へ 【完】



「花音!結斗は!?」



「結斗ならたった今、搭乗口の中にはいったけど…」


それって…

間に合わなかったって…こと?


「結斗っ!!結斗ー!」



周りなんかを気にする余裕なんてなかった。


叫んだら、届くと思った。


あの黒い髪を揺らして、現れてくれる…




そう願って、結斗の名前を叫び続けた。