「はい、お釣りいりませんから」 2万円を出して、私達はタクシーを降りた。 私のために…2万円も… ごめんね、坂下くん… 「急げっ!出発時間が15分遅れてるから、間に合うかもしれない!」 「うん…!」 お願い! 伝えてないよ、結斗に… 伝えたいよ… 外人さんがたくさんいる。 その間をわけてくぐって、大好きなあの人の姿を探す。