図書室には、誰もいなかった。 いつもの場所に座った。 5分たっても、10分たってもこない… やっぱり、もうダメ…なの? 不意に誰かに見られてる気がして、ドアの方をみた。 「坂下…くん…」 「なんでここにいんの!?見送りに行かないの!?」 私には、坂下くんの真剣な眼差しと“見送り”っていう意味が理解できなかった。