「別に礼を言われることじゃないから。あー、糞じじぃマジうぜぇ」 彼女はおでこを押さえたまま俯いた。 「・・・昨日の人たち知り合いじゃないの?」 「はっ、なんであんな奴らと知り合いだったりすんだよ。何?あんたの知り合い?」 「いやいやいや、違う。断じて違う」 首をめいっぱい、左右に振った。 「そっ。まぁ、関わんない方が身の為だね。昨日みたいに首突っ込んでくんなよ」 そう言いながら、彼女は顔を上げた。