「それで?なんでおまえたちが一緒になって居たんだ?」

「それは・・・、そのーぅ」

 うまく言葉が見つからない。だって助けたいと思って手を貸したつもりが結局このざまだ。

「ん?」

 先生はじっとこっちを見ていた。

「助けたかったのよね?」

 俺が言葉に詰まっていると、俺の首を消毒していた保健の先生が代わりに答えた。

「え?先生っ」

「あら?違うの?」

 クスクスと笑う保健の先生。