それからしばらく、彼女を学校で見ることはなかった。来ていたのかも、来ていなかったのかも、俺は知らない。 次に彼女を見たのは、一年生の三学期のある日。学校の帰り道にあるゲームセンターでだった。 数人の男女に囲まれ、揉めている様子だった。いや、竜ヶ崎は前にも見た無表情で突っ立っていて、囲んでいる男女が責め立てていた。 「あれどっかのヤンキーじゃん」と、翔梧が俺の目線の先を見ながら言った。