暗示もかからないし、 吸血鬼だってばれちゃって、学生生活どころか普通の暮らしもどうなるか分からない危険な状況なのに…… 紗衣くんがあたしに与える快感から逃れられなかった。 合間に息を漏らしながら紗衣くんの舌を受け入れ、制服のボタンが次々と綺麗な指に外されていく。 「んっ……」 状況は分かってるんだけど、身体が言うことを聞かない。 どうしよう…… どうしよう……! あたし……このまま……!? 「保健室をそういう事に利用しないでくれませんか?」 ……!?