『紅愛……もう…待ちきれないよ』



あたしの手首は優しく、けれどきつく、ベッドに押さえつけられる。




覆い被さる彼を軽く押し返すけど、びくともしない。

(この華奢な体のどこにこんな力が……!?)



『早く―――』





こうやって
いつも無理やり……